こんにちは。トランスジェンダー女性のきょんです。今日は見た目の話に切り込んでいくぜ。
わたしはオカマバーで働いていることもあって、容姿を突っ込まれる機会が多い。しかしここ最近、仕事プライベート問わず、今まで以上に外見に対していろいろ言われることが多くなった。コロナ禍でマスクをするのが当たり前の社会になったことから、顔に対する世間の見方が変わったのかもしれない。
外見への意見は三種類
分類すれば無数にあるけど、外見に対する意見は大まかに分けると三種類。
・肯定的なもの。
・否定的なもの。
・単純に悪意のある言葉。
これらをそれぞれ解説する。
肯定的な意見
言われて嬉しい言葉はすべて肯定的な意見。
たとえお世辞でも褒められるのは嬉しいものです。
「痩せた」
「肌がきれい」
「女性にしか見えない」
「芸能人の誰々に似ている」(言われて嬉しい顔なら肯定意見)
否定的意見
言われて嫌な気分になるものは否定的な意見。容姿のいい人と比べられることなどを指す。
数年前はよく、佐藤かよさんと比べられたものだぜ。
否定的な意見の例として
「老けた」
「太った」
「おっさんやん」
「男やん」
「肌汚い」
「ブス」
「努力が足りない」
「芸能人の誰々に似ている」(言われていい気分がしない顔なら否定的意見)
悪意のある言葉
明らかにこちらを凹ませようとする意図が見えている場合。特定の人の容姿をいじって盛り上げようとする場合。などである。この人は外見をいじってもいい人だと思われた瞬間、悪意は牙を向くので注意したい。
言わせない空気を作ることも大事だぞ。
外見のことを言われたときの対処法
わたしの場合は、だいたい肯定5割、否定4割、悪意1割で言われる。慣れているので基本的には気にしないスタンスを取ってはいるが、全く気にしないのは無理だろう。わたしだって傷つく時はある。
対処法は、肯定的な意見のみ受け入れること。逆に否定的な意見は完全スルー。
髪の毛や歯ならともかく、変えることのできないものを指摘されたところで変えようがないので自分の都合のいい拾い方をするしかない。
「すみません。明日整形してきます」
というわけにはいかない。
発酵と腐るの違いをご存知だろうか? 起きている現象は同じである。人間に都合のいいものを「発酵」といい、人間に都合の悪いものを「腐る」というのだ。容姿についてあれこれ言ってくる人間の言葉は、都合いいものだけ耳に入れればいいのである。発酵食品は美味しく召し上がり、腐ったものは捨てよう。
職業上、外見に対する否定的意見に面白い返しで対応ことも大事だけど、頑張りすぎるとメンタルにも良くない。時と場合によっては面白く返すけど、この外見ディス意味ねえなと思ったら無視するかアンサーを返す。
なお、悪意のある意見に対しては
「あら、ご自分の顔を鏡で見てからおっしゃってください」と言い返すようにしている。
サラリーマン時代に務めていた会社にいたデブな上司が、太った女子社員に「おめえ痩せないと嫁に行けねえぞ」などと言っていたのを見て「嘘だろ」と思ったことがある。そういう人に限って自分を顧みず言うのである。
顔の見え方は千差万別
顔は人によって見え方が全然違う。その証拠として、私がこれまで似ていると言われた芸能人リストを記載する。
八代亜紀
森口博子
安田美沙子
歌広場淳(ゴールデンボンバー)
高橋一成
つんく
YOSIKI(XJAPAN)
ゲンキング(性転換前)
ミッツマングローブ
KABA.ちゃん
おわかりいただけるだろう。全員まったく顔が違う。オネエタレント同士でもミッツマングローブとKABAちゃんは全然似ていない。YOSHIKIだって、今の落ち着いたYOSHIKIではなくビジュアル系時代の尖っていたYOSHIKIの方かもしれない。こうなるともはや自分の顔がどういう風に見えているのかわからなくなる。もう、どうでもいいのである。
似ている似ていないを口にする人は、人一倍、顔に興味を持っている傾向がある。日々彼らは人の顔をよく観察しているので、人の顔をよく覚えている。町で有名人が歩いていたらいち早く発見してしまうなど顔認証能力に優れているのだ。
わたしは人の顔などほとんど見ていない。みちょぱとゆきぽよの区別がつかない。そのくらい顔オンチなのである。
わたしは絵が得意で上手いほうなんだけど、似顔絵だけは苦手なんだ。
見た目至上主義の時代。何もしないと下位に転落
それでは現実問題に向き合っていこう。最近ではルッキズム(外見至上主義)とも言われていて、容姿のいい人が高く評価される時代である。特に女子は男子が思っている以上に美容整形に投資している。私も何回か美容外科に行ったことがあるが、親子連れで来院している人も多く見かける。親が娘の容姿にお金を払っているのだ。
見た目にお金をかける人が多くなってきたせいで世間一般の顔面偏差値が上がっている。つまり、何もしなければ下位に落とされてしまうという競争状態なのだ。
もちろん美容整形は安く無い。わたしは整形賛成派だけど上を見ればキリがない。
平均以上の容姿を求めるならお金を使うしかない。もはや課金ゲームである。

今後どうするべきか?
容姿について何か言われたときの対処法は先ほども話した通り、肯定的な意見のみ受け入れ、否定的な意見は完全にスルー。今のところこれが一番である。逆に自分自身も他人の容姿にあれこれ言わないことも大事だ。大人なら自分が言われて嫌なことは人に言わないようにしよう。
私は必要以上に自分の容姿を気にしてはいないが、これ以上悪くならないようにする努力はしている。太ったり肌が荒れたりしたら食事を改善したりと軌道修正する。ムダ毛やシワなど気になるところが出てきたら、美容外科に行ってできる範囲で改善する。
人は老いるし、劣化は当たり前にやってくる。よく芸能ニュースなどで〇〇の劣化がヤバイなどという記事を見かけるが
他人の劣化がヤバイと思う心がよっぽどヤバイ。
若さを保つことも大事だけど、年相応の生き方を模索するのも大事だと思う。
例えばわたしは現在42歳。
42歳とはどういう年齢かというと、
ちびまる子ちゃんのお母さんの年齢が
41歳
私はちびまる子ちゃんのお母さんより年上である。
もう見た目でチャラチャラしてる年ではないのだよ。
でも
浜崎あゆみは私の一つ上
安室奈美恵は私の二つ上
そう考えると嫌になります😗
ルッキズム問題は今後も深刻化していくと思うけど、見た目に振り回されず中身も磨いていこうぜ。



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