プライベート 美容

睾丸摘出手術を終えて。術後の状態と感想。玉取りレポ

こんにちは、トランスジェンダー女性のきょんです。本厚木のオカマバー『おかま共和国」でチーママをやってます。

ついにキ○玉を取ったので手術を受けた感想をお話したい。

ついに念願の睾丸摘出手術が終わった。わたしは今年で43才。玉取りは早い人は10代〜20代で済ませている場合が多い手術なので年齢的には比較的遅め。ずいぶん遅くなったけど無事終えてひと段落している。

手術当日の2022年3月8日はあいにくの雨で気温も低かった。手術時間は午前9時半の予定だったので7時ころには家を出た。早朝の冷たい空気にタマが縮んできて、この感覚も最後なのだろうかと考えていた。

前回のブログでも紹介したが、手術費用は243100円。これ以上は一切追加料金なし。

手術前に説明を受ける。

担当の先生から10分くらい簡単な説明を受ける。麻酔は全身麻酔。完全に意識が無い状態で手術が行われるとのこと。

睾丸の袋の部分を3センチほど切り、中から睾丸を取り出す。傷口は溶ける糸で縫うので抜糸の必要がない。1ヶ月もすれば自然に剥がれ落ちるそうだが、なかなか取れない場合は無料で抜糸を行ってくれる。

手術後は痛み止めが必要となるので、1週間分処方される。薬の説明を受ける。

痛み止めのロキソプロフェンを食後1錠1日3回。抗生物質のラリキシンを同じく食後1錠1日3回。

抗生物質を飲むことには若干のためらいがあった。抗生物質は腸内細菌のいい菌も殺してしまうらしく、腸内環境が変化する恐れがある。わたしはこれまで毎日せっせと乳酸菌と食物繊維を摂取して、腸内環境をかなりいい状態に仕上げているので、ここでの抗生物質の影響に不安を抱いている。

専門職の方からのアドバイスを聞いたところ、抗生物質服用中もヨーグルトなどのプロバイオティクスを摂取し続けると腸内環境は元に戻るとのことなので、明日ヨーグルトや納豆を買い込みに行こうと思う。

錠剤の他に、オマケで座薬を2回分いただいた。これが一番強力な痛み止めで、特別痛むときはこれを使えばイッパツだという。使わずに済むことを祈る。

手術は無痛

服は下半身のみ全部脱ぎ、フルチン状態で腰巻のような衣類を身に着ける。時計やアクセサリーなどの貴金属は全て外す。上半身は服を着たままで問題ない。それと、知らなかったことだけど、手術時はカラーコンタクトも外さなければいけない。これは麻酔で眠ったあとに瞳孔を確認するための妨げになることが理由になる。ここは説明を受けてなかったけど知ることができてよかった。

手術室のベッドに横になり、左手の甲に麻酔の点滴の針を刺される。酸素マスクをしてからしばらくすると麻酔が効き始めたのか頭がぼーっとし始める。

手術前に、好きな音楽があればYoutubeで流してくれるというので落ち着けそうなクラシックにしてもらった。一瞬頭の中に浮かんだのはV系バンドのディルアングレイだが、さすがにそれはアカンだろう。手術室に流れるクラシックを聴きながら完全に意識を失う。

いやあ目が覚めると全てが終わってました。自分でもびっくり。

起きたときは、まだ頭の中がぼんやりとしていて、これから手術するのかと思いきや、全ては終わっていた。何の痛みもなく私の金玉は無事に体から切り離されていた。これが現代の医療技術かと感心してしまう。昔の中国の宦官や中世のカストラートに施した玉取りでは激痛の末に死ぬことも珍しくなかった。

手術そのものは1時間で終わったのだが、私が目を覚ましたのはさらにその1時間後。約2時間、全く意識がなかったのだ。死ぬときこの状態で死ねたらさぞ楽だろう。

摘出された自分の玉

取り出された睾丸を見せてくれるとのことで、わたしは是非にとお願いした。生々しい色でなかなかにグロテスクだったが、それ以上に驚いたのは、予想以上にデカかったことである。

大きさには個人差があるらしいが、もっと可愛らしいものを想像していただけに意外だった。大きさで言えば卵の黄身よりちょい大きめくらい。

手術後のご褒美

朝から何も飲んでいない。手術台から起き上がったあと、紙コップの水を渡されたので一気に飲み干した。動けるようになったので下の洋服を着る。たしかに手術されたあとがあった。睾丸の袋は傷口が開かないようにテープでぐるぐるまきになっている。袋は皮膚が動くので傷口を上にして、文字通り縛るような状態でテープが巻かれている。まったく痛みがない。

あとは帰るだけだが、麻酔が抜けたばかりでまだフラフラするので少し別の部屋で休ませていただいた。そのときなぜかお菓子が出された。何も食べてないので甘いものがやたらと染みる。

病院を出て、街を歩き始める。朝から何も食べていないので何か食べて行こうとウロウロしていたらインドカレーの店を見つけた。何故かはわからないがそのときは頭の中がカレーでいっぱいになっていた。

玉取った後のカレーは最高だぜ

摘出後の変化はこれから

帰宅後も体調は良好。痛みもほとんど感じない。意識を向ければ少し違和感がある程度。不思議なことだが、これまでずっと体についていたものがなくなったという感覚は全くない。今後の経過観察でまた新たな気付きがあると思う。摘出したことによるマイナス面もあるとは思うけど、今回の手術が人生の前進であることを願う。

ジェンダークリニックの先生の話では、今後の女性ホルモンの摂取量は自分の体調に合わせて徐々に減らしていけるという。ただし、男性にしろ女性にしろ、性ホルモンは必要なので全く摂取しないと骨が弱くなっていくらしい。50才を過ぎてから骨粗しょう症のリスクが高くなる。その予防の意味でもホルモン摂取は今後一生必要となる。

今後、新たな変化を感じたらブログまたはYoutubeでお知らせします。今回の術後の動画はこちら。

【睾丸摘出手術】完了。42歳にしてタマナシに。術後当日のお話。

コメント

  1. Masahiro Endo より:

    きょんちゃんの発信力凄いですね~。YouTubeもブログもお仕事して、絵描いて、ギター弾いて、パワー凄いですね~。YouTubeも良いですが、ブログもとても良いです。結構吹き出し入れたりモザイク入れたり…凝ってますよね。
    一通り目を通していますが、どれも内容が読みやすく面白いです。きょんちゃんの記事でとても気になっていた「JUNK HEAD」ですが、先週AmazonPrimeで公開されたので観ましたが、最後まで目が離せなく飽きさせない内容で素晴らしかったです。話それました…
    では、またの配信(YouTube&ブログ)楽しみにしています。
    ※挿絵をフリー素材では無く、きょん画伯の絵にすると、このブログの価値が上がりますね。

    • こんにちはMasahiroさん。ブログも読んでいただけて嬉しいです。こちらはYoutubeの台本的な存在として、ひっそりと文字起こししていたものですが、そのままブログとして活躍しております😃
      ジャンクヘッドはあまり知られていないけどめちゃ名作。あれは日本人の執念ですね。

      挿絵を全部描くのはきついです😓絵はなかなかに非効率な作業でして趣味の域を超えられないのが難しいところです😗

  2. Masahiro Endo より:

    お忙しい所返信とてもありがとうございます。
    ジャンクヘッドの最後スタッフロール凄い意味で笑っちゃいますよね。
    そう言えばこのサイトてっきりブロガーとか市販のブログツール使っているのか思ってましたが、painter-kyon.comのドメイン取ってきょんちゃん運営のサイトだったんですね。
    きょんちゃん色々出来て器用ですねー!

    では、このご返信は不要ですよ。きょんちゃん書き込みしたら、何か書き込みしないと悪いと思ってまた私も書くと、延々と続くので…w